解体工事の流れとは!

LCC株式会社は島根県で解体工事を請け負っている解体業者です。島根県では空き家の数は48,300戸あり、住宅総数314,200戸の15%以上という結果が出ています。※出典:総務省統計局「平成30年度住宅・土地統計調査」より

現在住んでいる家屋や建物が空き家になった場合、解体工事という選択肢を視野に入れている方も増えてきていますが、実際に依頼する場合はどういった流れで工事が進められていくのか気になっている方も多いでしょう。

解体工事は実際の建物の取り壊し以外にも、数多くのやるべきことがあります。今回は、解体工事の開始前から工事終了まで解説していきます。

ご相談からご契約までの流れ

解体工事と聞いて最初に浮かぶのが、大きな重機で建物を壊すシーンではないでしょうか。


しかし、解体工事と言っても工事を始める前・重機を使用する前にたくさんの工程があることを皆さんはご存知でしょうか。


具体的にどういった流れで建物の解体が進められていくのか認識しておくと、解体業者に対する不安や依頼の仕方に困ることなく、スムーズに進めることができます。

解体業者に見積を依頼する

解体工事を行いたいと思った場合は、是非一度弊社にご相談ください。

近年、解体業者の増加に伴い悪質な業者の被害が後を絶ちません。ろくな調査もせず、工事終了後に多額の追加請求をしてくる業者も実際に存在します。また、ネットによる概算見積だと、実際に現場を確認しないため工期や必要な作業人員を想定しにくく、最終的にかかる費用と大きな差が生じてしまうことも有ります。

弊社では、ご相談からお見積りまで全て無料で対応させていただいております。もちろん、お客さまのご都合に合わせて現地の調査もしっかり行いますので適切なお見積りを提示させて頂きます。

現地調査・見積内容の確認

実際にご相談を承った場合、お客様のご都合に合わせて現地の調査をさせて頂きます。実際に現場を確認しなければ「建物の大きさ」「敷地の広さ・状況」「周辺の様子・道路の広さ」などわからないことが多いからです。

事前に現地の様子を確認せずに契約を結んでしまうと、工事終了後に追加の費用を請求されるケースがありますので、くれぐれもご注意ください。

解体業者の決定・契約

現地の調査後、最終的なお見積りを提示し納得していただければご契約という流れになります。

まとめ

  1. 解体業者に相談を持ち掛ける


    (ぜひLCC株式会社にご相談ください!!!)
  2. 見積依頼をする


    (弊社はご相談・お見積りは全て無料となっております!!!)
  3. 現地調査・見積内容の確認
  4. 契約

解体工事開始までの流れ

解体業者を決定して契約を結んだあと、実際の工事にあたって必要な準備を行います。

先にも述べた通り、解体工事は重機を使用して建物を壊すだけではありません。


工事開始前から下準備を含めて入念に手順を踏んでいく必要があります。

建物と周辺の確認

まず、解体工事を開始する前に、建物と周辺の調査を再度行います。

重機やトラックの駐車スペースや、具体的な手順等、改めて判断する事項が多々あります。


また、近隣の住宅の様子もしっかりと確認しなければいけません。隣家と近い場合、どこまでが施工主様の土地でどこからが隣家の土地なのか、といった部分も慎重に判断しなければいけません。

ライフラインの停止・解約

建物や家屋の解体工事を行う場合、事前に電気や電話、ガス、インターネットなどの設備の解約作業を行っていきます。

工事の着工日が決まったら、事前に設備業者へ連絡を入れておき、停止する日や解約日を決めておくと良いでしょう。


また、水道に関しては解体工事を契約した担当業者に確認しておくと良いでしょう。

申請作業

解体工事を始める前に、【建設リサイクル法の届け出】や【道路使用許可申請】といった行政的な手続きを行います。

  • 建設リサイクル法 建物面積が80㎡以上の場合
  • 道路使用許可   工事で道路を使用する場合
建設リサイクル法とは

特定建設資材(コンクリート(プレキャスト板等を含む)、アスファルト、コンクリート、木材)を用いた建築物等に係る解体工事又はその施工に特定建設資材を使用する新築工事であって、一定期間以上の建設工事(対象建設工事)についてその受注者などに対し、分別解体等及び再資源化を行う事を義務付けている法律のこと。出典:環境省「建設リサイクル法の概要」にて

道路使用許可とは

道路は人や車が通行する目的で作られていますが、それ以外の目的で道路を使用する時(道路上に作業用車や資材用の車を置いて作業を行う場合等)に必要となる許可のこと。

LCC株式会社では、基本的に工事に関する申請・手続き等は全て弊社で対応させていただきます


。施工主様には煩わしい手続きをお任せすることはありませんのでご安心ください。

近隣住民への挨拶

電気・ガス等の設備解約や、工事に必要な手続きを進めた後、近隣住民への工事前挨拶回りを行います。

解体工事は騒音や振動、粉塵の飛散、トラック往来の道路使用等、近隣の方々のご協力が無ければ作業できません。近隣の方々のご協力があって工事に着手できることを理解しているからこそ、事前の挨拶の重要性を認識しております。

事前に近隣の方々への挨拶回りは弊社が主導して行います。施工主様の御希望がございましたら一緒に回ることも可能ですので、担当者との打合せの際に希望を申し付けてください。

残置物・不用品の撤去

解体工事を行う前にしなければいけないこととして、最も重要なことがお家の中の残置物(不用品)の撤去です。建物内部に残っている家具・家電、生活品などの残置物(不用品)が残っている場合は、それらを処分したのちに解体工事を執り行います。

一般的な解体工事ですと、残置物(不用品)の処分のため片付け業者(解体業者とは別の業者)に改めて依頼しなければいけません。その際に再度業者を比較検討し安心できる業者を探さなければならず、手間が取られることも有るでしょう。もちろん、その分解体工事の工期が延長されることも頭に入れておかなければいけません。

弊社では解体業とは別に、お家の片付け・不用品処分専門で活動している「しまね生活支援センター」があります


。解体チームと連携を取ることで迅速に動くことができますし、同じ会社ということでお客様にも安心してご依頼を頂いております。弊社が解体工事を請け負っているお客様のほとんどが、「しまね生活支援センター」にお家の片付け(残置物処分)を依頼してくださっております。ぜひ一度検討してみてください。

まとめ

  • 建物・周辺環境の確認
  • 電気・ガスなどのライフライン系の解約
  • 行政への申請作業(弊社が代行致します)
  • 近隣の方々への挨拶回り
  • 家の中の残置物・不用品の撤去

解体工事中の流れ

ご相談の段階から、解体工事開始前までの流れを終えたら、いよいよ建物の解体工事が始まります。

解体工事が始まったからと言ってすぐに重機を使用して取り壊すわけではなく、建設リサイクル法を順守した分別解体を行います。様々な工程がありますので、ご紹介いたします。

足場の設置

解体工事に欠かせないのが足場の設置です。解体作業員の安全性を確保しながら円滑に工事を進めることができます。

足場の設置を行う際に、同時に行うのが養生シートの設置です。養生を設置することで騒音や飛散物の防止につながります。近隣の方々へのご迷惑を最小限に抑えるという意味でもしっかりと設置する必要があります。

瓦の撤去

基本的に解体工事でまず行うのが、瓦の撤去です。

そもそも解体工事を行う際は、分別解体を行い、廃材の再資源化を促進するように法律で定められています。

瓦も同様に、材質や材料ごとに区分けをして処分しなければいけないため、作業員が人の手によって一枚一枚丁寧に剥がしていきます。

内部解体

瓦の撤去を終えたら、設備や内装材の撤去を行います。

建物に取り付けられている窓ガラスや壁、ボードなどの内装材を撤去します。これらの撤去作業も基本的に手作業で行います。

重機による解体

瓦の撤去・内部の解体等の手作業でできる解体を全て終えたら、重機を使用した解体工事へと移っていきます。

重機を使った解体では建物本体の解体を行いますので、屋根・壁等を順序良く倒し、廃材を分別しながら撤去していく形になります。また、粉塵の飛散・騒音が最も出てしまうのが重機による解体なので散水による飛散防止や、養生シートによる防止等、あらゆる工夫を施し近隣の方々に最小限のご迷惑で留める努力をしております。

地中埋没物の確認・整地

重機を使用しての解体工事では、地中に廃材が埋まっていたり、コンクリートの瓦礫(ガラ)や細かい木材等も発生します。


こういった物を土地から撤去していく事も解体工事では非常に重要な工程の一つになります。大きなモノについては重機を使って掘り起こしながら作業し、細かいモノについては手作業によって撤去を進めていきます。


それらが完了したら土地を綺麗に整地し、工事の完了になります。

解体工事とは、建物を壊すだけで終わるものではなく、その土地の活用まで見据えて作業しなければいけません。


土地の売却・建て替え等の未来のために解体工事はあるのです。

現場清掃

整地を終えたら、工事現場を清掃して工事完了となります。

その際に、周辺の道路等も土・泥で汚れていることもありますので、同時に綺麗に清掃します。

まとめ

  • 足場・養生シートの設置
  • 瓦の撤去
  • 建物内部の解体
  • 重機による解体
  • 地中埋設物の確認・整地
  • 現場清掃・工事完了

最後に

今回は、解体工事のご相談から解体工事の完了までの流れをご紹介致しました。

解体工事は準備の段階も含めて一つ一つの工程を確実に行っていく必要があります。


しかし、建物の解体工事を依頼することは人生でも一度あるかどうかの頻度ですので不安やわからないことがあるのはごく当たり前のことです。

そんな時は、私達解体のプロにお任せください。小さな不安や疑問でも、しっかりと対応させて頂きますのでご気軽にご連絡ください。

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